九州大学井尻寮 学生寮のすゝめ

九大井尻寮の見聞録です

#1 寮の基本情報

こんばんは、古口です。最近ずいぶん暖かくなってきました、が旅行に行きづらい世の中なのが少し残念です。というわけで第一回はとりあえず井尻寮の基本的な情報について書いていこうと思います。井尻寮入門編ですが、これから書くことさえ分かっていればもうあなたは寮生と言っても過言ではありません。嘘です。

 

まずはこの建物自体についてです。実はそもそも井尻寮は今は亡き九州芸術工科大学芸術工学部の前身)の設置とほぼ同時期に建てられた男子寮なのです。なのでこの春で築52年になりますね、まあまあ古い(ボロい)建物です。おかげで設備にはガタが来ている部分もありますが、大学の協力や寮生によるセルフ修繕の力で現在は安定して生活ができています。ちょっと前はトイレが崩落したり配管が断裂したりという惨事もありましたが、修繕に大学の予算が下りたらしく、生活に影響が出るレベルのヤバい問題はすべて解決しています(ワーワーパチパチパチ...!!(スタンディングオベーション))。

外観はこんな感じです(下写真)。井尻寮は結構住宅街にあるのですが、この寮の敷地内だけ大きめの木が生えていて、「井尻の森」と呼ばれていたこともあるみたいです。来訪する際は緑を目印にするのがオススメです(ガチ)。立地についてはちょっと詳しく話したいのでまた別の機会で...。

f:id:IJIRIRYO:20210221194627j:plain←ポスター用で彩度マシマシ

 

次に金銭面についてです。結論から言うと、家賃は約12,000円/月です(超安い)。内訳は学校に納めるお金が4,700円共益費(寮に納めるお金)が6,000円、各自の部屋の電気・水道代が約2,000円といった感じです。この共益費というのは寮の公共スペースの電気代や水道代、ガス代に使われるお金です。大体普通の学生アパートとかだと安くても30,000円/月くらい...らしいです。こうして比べると寮はアホみたいに安いですね。ちなみに人が増えれば増えるほどこの共益費は安くなります!新規入寮者、切実に募集しています

 

最後に先ほど少し触れた公共スペースについて話していきます。井尻寮ではトイレキッチンが階ごとの、風呂場洗濯機&乾燥機が寮全体での公共設備となっています。各自の居室にはこれらの設備はないということですね。なので他人と同じトイレやシャワー、風呂とかを使うのが本当にしんどいという人にとっては、井尻寮は非常に住みにくい環境かもしれません。逆にそうでない自分のような人間にとっては、いつでも温かい風呂に入れて、水回りの掃除が月1くらいでいいというありがたい場所です。こればかりは個人の価値観によるので難しいところですね。各公共スペースについては今後それぞれ記事を書く予定です。

 

とまあざっくり井尻寮の居住環境について説明させてもらいました。まだまだ伝えなければならないことはありますが、これ以上長くなってもアレなので今回はこの辺で切り上げます。次回は人口とかどんな学部、学府の人がいるのかとか寮生の傾向について話していこうと考えてます。あ、質問とか見学依頼とかいつでも募集しているので何かあったら気兼ねなく連絡してください。ではごきげんよう~。

文責:古口